メールでお問い合わせ LINEでお問い合わせ
お気軽にお電話ください! 03-5820-8240

営業時間 AM10時~PM5時半 / 土日・祝日定休

babari@b-artspace.com

メニュー
               
藤田嗣治の作品にはどんな特徴がある?
               

美術品や絵画に関係するブログを更新しております。

藤田嗣治の作品にはどんな特徴がある?

2026年05月21日

藤田嗣治の作品を見たとき、
目に留まるのは、乳白色の肌、あるいは細くひかれた輪郭線ではないでしょうか。

白い肌。
けれど、単に白いというより、どこか柔らかく、光を含んだような質感です。

この独特の肌の表現は、
藤田の作品では「乳白色」と呼ばれることがあります。

一度見たことがある人なら、別の作品を見たときにも、
「あの作家の絵かもしれない」と感じることがあるはずです。

 

 

線が画面を支えている

藤田の作品を近くで見ると、もう一つの特徴に気づきます。
それは、非常に細い輪郭線です。

人物の輪郭、髪の流れ、
猫の毛並みや手の指。
それらが、迷いのない細い線で描かれています。

西洋の油彩画では、色や陰影で形をつくることが多いですが、
藤田の作品では、線が画面の骨格になっています。

その線の上に、
あの乳白色の肌が置かれているようにも見えます。

猫や子ども

藤田の作品では、猫や子どもが描かれることも多いです。

丸まった猫。
静かに座る子ども。
視線を外した女性。

どれも、強い動きや物語を持つモチーフではありません。
静かに置かれています。

そのため、猫の可愛らしさや人物の感情よりも、
絵の中の空気そのものが印象として残ることがあります。

パリで確立された表現

藤田嗣治は、1920年代のパリで評価を得た作家です。

当時のパリには、多くの芸術家が集まり、
さまざまな表現が生まれました。

その中で藤田は、
細い線と乳白色の肌という独特の表現をつくり上げます。

日本画の線の感覚と、
西洋の油彩の技法。

その両方が重なり、
他の作家とは少し違う画面が生まれました。

強く主張しない画面

藤田の作品には、派手な色や劇的な場面はあまり出てきません。

それでも、一度見た作品の印象は、
あとから静かに残ることがあります。

細い線。
柔らかな肌。
余白のある画面。

どれか一つが強く主張するわけではありません。

それらが重なったとき、
藤田嗣治の作品だと分かる空気が生まれます。


現在取り扱っている藤田嗣治の作品については、
別ページで一覧を見ることができます。

どんな事でもお気軽にお問い合わせください!

お電話でお問い合わせ

03-5820-8240

株式会社バーバリーアートスペース
〒103-0004
東京都中央区東日本橋2-1-6 岩田屋ビル2階
TEL 03-5820-8240 / FAX 03-5820-8241
東京都公安委員会古物商許可 第306629702079