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【公開オークション】3月28日開催のシンワオークションを振り返る
2026年04月02日先週末の3月28日、他社の公開オークションである、シンワオークションが開催されました。
近代陶芸、近代美術、コンテンポラリーアートと、幅広いラインナップ。
結果を見てみると落札率は91.0%、総額2億円超えと、非常に熱気のあるマーケット状況が伺えます。
弊社では絵画を中心に取り扱いしているため、特に注目の絵画作品をピックアップしてご紹介します。
大きく2点のポイントがありました。
💡予想を大幅に超えた作品たち
事前の予想価格(エスティメイト)を大きく上回る高騰を見せた作品が多数ありました。
💡人気の高い巨匠たちの安定感
やはり強いのが、フジタやローランサンなど市場でも地盤の固いアーティストです。
新印象派のアンリ・マルタン
アンリ・マルタン「パーゴラの水盤に寄りかかるアンリ・マーティン夫人」
落札価格(手数料込み):2,300万円
19世紀末から活躍したアンリ・マルタンの大型油彩作品。
エスティメイトは300〜400万でしたが驚くほど伸びました。
このような作家では、来歴の有無、カタログレゾネ掲載予定という確かさは重要です。
安心感につながり、また競争心を煽ったのかもしれません。
藤田嗣治の珍しい時代の作品
レオナール・フジタ(藤田嗣治)「五人の女」
落札価格(手数料込み): 2,990万円
以前よりこの時代の作品は、執筆担当者の好みだったため、開催前から注目していました。
グワッシュの小品(6号ほど)ながら3,000万円に迫る価格でした。
フジタの乳白色の女性像や猫は確固たる人気がありますが、このようなレアな作品も目が離せません。
マリー・ローランサンの可憐な油彩画
マリー・ローランサン「婦人座像と犬」
落札価格(手数料込み): 805万円
ローランサンらしいパステル調の色彩、優美な作品。
左には腰掛けた女性、そして足元には可愛らしい犬が描かれます。
こちらも8号サイズですが、しっかりと予想を超えていました。
1955年制作のオノサトの油彩作品
オノサト トシノブ「朱地に紺の丸」
落札価格(手数料込み): 977万5,000円
1966年のヴェネチア・ビエンナーレ出品作であり、エスティメイトの200〜300万を超え、1,000万円に迫る勢いでした。
日本の抽象美術、特にこの時代の作品への投資熱は依然として高いようです。

まとめ
特に名前のある作家、来歴や鑑定がしっかりしている優品には、予想を数倍上回る注目が集まりました。
景気変動により株価も落ち着かない毎日ですが、それらと美術品は連動していると言われています。
しかし、良い作品を手にしたいというコレクターたちの熱意は、まだ衰えてないと言えるのではないでしょうか。
シンワオークションの落札結果速報はこちら。
次回の近代美術やコンテンポラリーアートは5月に開催される予定だそうです。
今後、注目のオークション情報もブログに掲載していこうと考えております。
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