岡鹿之助油彩 版画の販売
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プロフィール
岡鹿之助
Shikanosuke Oka
1898年~1978年。
東京市出身。
点描画法を独自に研究し、幻想的な世界観を作り上げた洋画家。
文化功労者、文化勲章受章者。
1898年に東京市麻布区(現在:東京都港区)に生まれ、劇評家である岡鬼太郎の長男として育つ。
洋画家:岡田三郎助に素描を学び、芸術の道へ進むことを決意。
1919年に東京美術学校(現在:東京芸術大学)西洋画科に入学した後も、このときも岡田三郎助教室に入り西洋画を学んだ。
卒業後は絵画を学ぶべく、渡仏。
パリでは藤田嗣治に師事し、彼の影響を受けながら自身の画風を確立していく。
サロン・ドートンヌなどに出品し、顔料の研究を重ねたりと自身の絵を作り上げるために精力的に活動。
14年間程フランスで過ごしたのち、帰国後は春陽会の会員となり、日本の美術界で活動を広げていった。
第5回美術団体連合展(1952年)に出品した「遊蝶花」は、芸能選奨文部大臣賞を受賞を果たす。
雪が積もる古城や樹々、そして手前に描かれる三色すみれ。
優美さや幻想的な雰囲気を持った代表作品として高く評価された。
また同じく雪景色である、中部電力平穏第一発電所(志賀高原西麓)の景色を描いた「雪の発電所」は、
現代美術日本展にて最優秀賞、翌年には毎日美術賞を受賞し、続けて高い評価を受けた。
岡鹿之助の画風は、点描画法が特徴的。
彼の点描は、同系色の点を並べて描くことで堅固なマチエールを作り出した。
静けさと幻想的な風景を表現することを目指し、試行錯誤を重ねた。
1964年には日本芸術院賞を受賞、1969年には日本芸術院会員となる。
さらに1972年には文化勲章を受章している。
代表的な作品
「遊蝶花」1951年 下関市立美術館所蔵
「雪の発電所」1956年 アーティゾン美術館所蔵
「花と廃墟」1966年 群馬県立近代美術館所蔵
鑑定委員会
年譜
1898年 東京市麻布区で生まれる。
父は劇評家:岡鬼太郎。
1911年 麻布中学校2年のときから岡田三郎助に素描を学ぶ。
1919年 東京美術学校(現在:東京芸術大学)西洋画科に入学。
1924年 東京美術学校卒業。フランスへ渡る。
1925年 藤田嗣治に師事する。
1939年 帰国。
1940年 春陽会会員となる。
1952年 芸術選奨文部大臣賞を受賞。
1954年 初個展を開催。
1956年 「雪の発電所」が現代美術日本展最優秀賞を受ける。
(同作品は1957年、毎日美術賞を受賞)
1964年 日本芸術院賞を受賞。
1969年 日本芸術院会員に選出。
1972年 文化勲章を受章。
1978年 ご逝去(享年81歳)
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