千住博日本画 版画の販売
作品一覧
プロフィール
千住博
Hiroshi Senju
1958年~。
東京都出身。
滝や崖をモチーフにした作品で知られる、ニューヨークを拠点に活動する日本画家。
世界的にも高い評価を受けている現代日本画家の一人です。
代表的な「ウォーターフォール」シリーズによって、1995年の第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ(イタリア)で、アジア人として初めて名誉賞を受賞しました。
唯一無二の作風と技法
千住博の作品に共通する大きな特徴は、伝統的な日本画の技法を基盤としながら、現代的な感性で自然の生命力を描き出す点にあります。
特に、長年描き続けている「滝」や「崖」のシリーズは、千住博の代名詞ともいえるテーマです。
岩絵具を画面に流し落とす独自の技法によって表現される水しぶきや光の筋は、見る者を圧倒する魅力にあふれています。
その作品は多くの美術館に所蔵されているほか、公共施設などの空間にも展示されています。
バーバリーアートスペースでは、
真贋保証の真作のみを取り扱っております。
代表的なモチーフと作風
千住博の作品は、岩絵具や和紙といった日本画の伝統的な画材や技法を用いながらも、
シンプルな構成による現代的な印象と、大胆でダイナミックな表現を兼ね備えている点が特徴です。
特に、滝をモチーフとした「ウォーターフォール」シリーズは、千住博の代名詞ともいえる代表的な作品です。
暗い背景に白い滝が流れ落ちる印象的な構図は、自然の壮大なエネルギーを感じさせると同時に、静寂や神秘性をも表現しています。
また、水や光、自然の風景を題材とした作品を数多く手がけており、伝統的な日本画の枠にとらわれない独自の表現によって、国内外で高い評価を得ています。
主な作品(版画のご紹介)
1993年に発表されたシリーズ。
ハワイ島キラウエア火山の溶岩が海に流れ込む景観を取材し、溶岩の黒い岩肌と白く表現された水面のコントラストを特徴とする。
鹿は千住作品において繰り返し登場するモチーフのひとつ。
「曙光」は夜明けの光の中に佇む鹿を描いた作品。
「星のふる夜に」は1993年刊行の絵本(文字なし)を原作とするシリーズで、迷子の小鹿が星空の下をたどる物語を題材とし、「子鹿のいる朝」など複数の図柄が版画化されている。
画像は「朝光」版画作品。
日本の伝統的な風景や植物に焦点を当てた作品も、版画として広く親しまれています。
「大和朝光」「月下法輪寺」「薬師寺朝景」は奈良の寺院と光の情景を描いた作品。
「満開の瀧桜」は桜をモチーフとしたシリーズの一点。
画像は「朝の大和」版画作品。
千住博の作品をお探しの方へ
弊社では、版画作品はウォーターフォールをはじめとして、多数お取り扱いしております。
原画については、滝シリーズの「ウォーターフォール」原画(紙本・彩色)、波のシリーズ「タイドウォーター」原画(紙本・彩色)など。
また情緒あふれる風景、寺院や富士などを描いた原画(紙本・彩色)など。
千住博の在庫一覧
原画・一点物のお取り扱いについて
人気の高い千住博先生の原画作品につきましては、HPへの掲載を控えさせていただく場合がございます。
サイト未掲載の在庫状況の確認や、入荷待ちのご要望につきましては、個別にご案内を承っております。
主な美術館
千住博の作品は、多くの美術館のコレクションとして所蔵されているほか、パブリックアート(公共空間に設置された芸術作品)としても展示されています。
① 軽井沢千住博美術館 (長野県軽井沢町)
千住博の初期作品から最新作まで、幅広い作品を紹介している美術館です。
パブリックアート
2013年に書院に納められた滝の襖絵。
青く美しいウォーターフォールが描かれ、日本の伝統美と現代美術が融合した傑作として評価されている。
千住博先生の作品が5点も点在している。
「MOOON」 第2ターミナル 5F
「風の渓谷」 第2ターミナル 3F
「銀河 GALAXY」 第2ターミナル 5F
「朝の湖畔」 第2ターミナル 1F(北側フロア)
「夜の湖畔」 第2ターミナル 1F(南側フロア)
1954年に日米友好関係構築のため、日本から贈られた「松風荘」。
当初は日本画家・東山魁夷先生が襖絵を描いたが、後に破損。
2007年に、依頼を受けた千住博先生が無償で制作、寄贈した作品。
黒く厳かな雰囲気の壁画「ウォーターフォール」。
アートの島で有名な直島、家プロジェクト「石橋」の「ザ・フォールズ」。
生い立ち
芸術一家に生まれる
1958年、工学博士の父・千住鎮雄と、教育評論家・エッセイストの母・千住文子のもとに生まれ、ピアノやヴァイオリンを習うなど音楽に親しむ教育を受ける。
後に弟の千住明は作曲家、妹の千住真理子はヴァイオリニストとなり、千住家は芸術一家として世間に知られている。
東京藝術大学で日本画を学ぶ
1978年に東京藝術大学の絵画科日本画専攻に入学し、1982年に卒業。
1984年には同大学院修士課程を修了し、1987年に大学院後期博士課程を単位取得満期退学する。
日本画の作品を描きながら、ビルや風景などさまざまなモチーフを模索し、世界各地を巡りながら制作を続ける。
「ウォーターフォール」の誕生と世界的評価
やがて、ハワイのキラウエア火山から流れ出た溶岩が海に流れ込む景観を題材とした「フラットウォーター」や、流動する水、滝のイメージを具現化した「ウォーターフォール」へとテーマが到達する。
これらの作品が世界的に評価され、脚光を浴びる。
1995年には、第46回ヴェネツィア・ビエンナーレにおいて、滝を描いた作品「ザ・フォール(THE FALL)」が東洋人として初めて名誉賞を受賞する。
国内外での展覧会活動
1989年にマンリー市立美術館(シドニー)にて開催された個展「ジ・エンド・オブ・ドリーム」をはじめ、1993年のニューヨークでの個展「Flatwater」、1995年の台湾・台北市美術館での個展「千住博展」など、国内外で個展を開催する。
襖絵や公共空間での芸術活動
1997年には京都の大徳寺聚光院の襖絵制作に着手し、2013年に本院・別院の襖絵を完成させる。
さらに2007年には、アメリカ・フィラデルフィアの松風荘に襖絵20点を制作・寄贈するなどしている。
2003年には六本木のグランドハイアット東京に滝の壁画「ウォーターフォール」を制作するなど、さまざまな形で精力的に活動しており、日本画家として国内での知名度も高い。
また、鉄道駅や空港など、公共空間のアートディレクションも数多く担当している。
清く美しい水のイメージを通して、日本の美を世界に伝えることを主題に、精力的な活動を続けている。
年譜
1958年 東京都杉並区に生まれる。
1982年 東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業する。
1984年 東京藝術大学大学院修士課程を修了する。修了制作「回帰の街」が東京藝術大学の買上げとなる。
1987年 東京藝術大学大学院後期博士課程を単位取得満期退学。研究制作作品が東京大学の買上げとなる。
1993年 絵本「星のふる夜に」を刊行する。
1995年 第46回ヴェネツィア・ビエンナーレにて、滝を描いた「ザ・フォール(THE FALL)」が東洋人として初めて絵画部門の名誉賞を受賞する。
1997年 大徳寺聚光院の襖絵制作に着手する。
1998年 広島市現代美術館収蔵の「八月の空と雲」に対し、紺綬褒章を受章する。
2000年 「両洋の眼展/21世紀の絵画」に出品した作品「ライフ」に対し、河北倫明賞を受賞する。
2002年 第13回MOA岡田茂吉賞大賞を受賞する。大徳寺聚光院伊東別院の襖絵を完成させる。
2003年 東京国立博物館にて「大徳寺聚光院の襖絵」展を開催。グランドハイアット東京に壁画「ウォーターフォール」を制作する。
2004年 羽田空港第2旅客ターミナルのアートディレクションを担当する。
2006年 韓国の第6回光州ビエンナーレに出品する。
2007年 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)の学長に就任する。また、アメリカ・フィラデルフィアの日本家屋「松風荘」の襖絵を制作する。
2009年 ベネッセアートサイト直島の家プロジェクト「石橋」が公開される。
2010年 APEC JAPAN 2010首脳会議において、現代日本画による会場構成を担当する。
2011年 軽井沢千住博美術館が開館する。また、中国の第5回成都ビエンナーレに出品する。
2013年 京都・大徳寺聚光院の本院および別院の襖絵を完成させる。
2015年 第56回ヴェネツィア・ビエンナーレに出品する。
2016年 世界遺産・薬師寺に作品が収蔵される。また、平成28年度外務大臣表彰を受賞する。
2017年 第4回イサム・ノグチ賞を受賞する。
2018年 日米特別功労賞(ニューヨーク商工会議所)を受賞する。また、高野山金剛峯寺の襖絵を完成させ、「高野山金剛峯寺襖絵完成記念 千住博展」が全国を巡回する(~2020年)。
2020年 高野山金剛峯寺に襖絵を奉納する。
2021年 「瀧図」に対し、第77回恩賜賞・日本芸術院賞を受賞する。
2022年 日本芸術院会員に選出される。
2023年 イギリスのヴィクトリア&アルバート博物館に作品が収蔵され、常設展示される。
2024年 モーツァルトのオペラ「魔笛」の舞台美術を手がける。
他に多くの取扱作家がございます。
取扱作家一覧はこちらから。
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千住博の代名詞的なシリーズ。
1995年の第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ絵画部門において、東洋人として初めて名誉賞を受賞した出品作「ザ・フォール(THE FALL)」を契機に、滝は千住作品の主要なモチーフとなった。
「フォーリングカラー」は滝に色彩(オレンジ、グリーンなど)を加えたバリエーション。
「メタルフォール」は千住博と版画工房・車木工の共同制作によるもので、ステンレス板に銅版画技法を用いた作品。