熊谷守一油彩 版画の販売

プロフィール

熊谷守一
Morikazu Kumagai

1880～1977年。

岐阜県出身。

フォービズムのスタイルを導入し、”モリカズ様式”を確立した洋画家。

熊谷作品は、明るい色彩とはっきりとした形を特徴とする画風。

晩年には花や虫、鳥などの身近な生き物を描いた作品が有名。

1880年 岐阜県に生まれた熊谷は、子供の頃から絵を描くことが好きで、

父親に反対されつつも画業を目指すことを諦めず、後に東京美術学校（現在：東京藝術大学）で西洋画を学ぶ。

主席で同大学を卒業するなど、若い頃から評価される。

不幸が続き、金銭的にも余裕のない生活となり、絵を描けない日々が続く。

その後、東京の池袋に居を構える。

この時期に墨絵を描いたり、多くの作品を生み出し、二科会や二紀会、また多くの個展など積極的に参加。

この地は後に「池袋モンパルナス」と呼ばれ、アトリエ村文化が栄えた場所である。

晩年は自然観察を楽しみながら過ごし、これが彼の作品に大きな影響を与えることになる。

健康上の理由で画家としての活動が制限される時がありながらも、それでも絵画への情熱を持ち続け制作活動を続けた​​。

87歳の頃 文化勲章を辞退、その後勲三等叙勲も辞退したことで知られている。

主な美術館

豊島区立熊谷守一美術館

熊谷守一つけち記念館

鑑定委員会

東美鑑定評価機構

熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会（京橋画廊内）