前田青邨
静物 44.2×57㎝
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額サイズ | 63.5 × 75.5 ㎝ |
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イメージサイズ | 44.2 × 57.0 ㎝ |
額の状態 | 良好 |
作品の状態 | 良好 |
限定 | -- |
サイン | あり (右下) |
技法 | 日本画 |
備考 | 東京美術倶楽部 鑑定証書あり |
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前田青邨
Seison Maeda
1885~1977年。
岐阜県出身。
明治から昭和にかけて活動し、歴史人物画や花鳥画で有名な日本画家。
文化功労者、文化勲章受章者。
1885年に岐阜県に生まれ、幼少期から絵画に興味を持ち育つ。
上京後には日本画家:梶田半古に師事し、次第に頭角を現した。
そして17歳で初めて出品した「金子家忠」で日本美術院連合絵画共進会において3等賞を受賞。
師である半古から雅号「青邨」を授けられ、さらに絵画制作に励む。
その後 横山大観により再興された日本美術院にて、安田靫彦や小林古径らとともに中核的なメンバーとして活躍、日本美術院同人となる。
前田青邨は歴史人物画を主軸とし、多くの名作を残した。
1922年には実業家の支援を受け、小林古径とともに渡欧。
大英博物館で中国東晋の画家である顧愷之が描いたとされる「女史箴図巻」を模写するなど、海外でもその技術を磨く。
帰国後には青邨の代表作「洞窟の頼朝」を発表し 第1回朝日賞受賞、歴史画の大家としての地位を確立。
この作品は2010年に重要文化財に指定されている。
1937年には帝国芸術院会員に推挙され、1944年には帝室技芸員となる。
戦後は東京芸術大学の日本画科主任教授に就任し、日本画家:平山郁夫などを弟子にとり、後進の指導にも力を入れた。
さらに1967年 安田靫彦、橋本明治、吉岡堅二らと共に、法隆寺金堂壁画 再現事業の総監修、
1973年 高松塚古墳壁画 模写事業の総監修者を務めるなど、日本美術の保護と発展にも寄与した。
1966年に開館した青邨記念館 (岐阜県中津川市)は、2009年までの長い期間 青邨の作品を所蔵する代表的な美術館として有名であった。
しかし「富士」と「鮎(掛け軸)」が窃盗にあうなど事件が発生し、さらに老朽化などから閉館している。
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