児玉幸雄

プロフィール

児玉幸雄
Yukio Kodama

1916年、大阪に生まれる。

1936年、関西学院大学の在学中に洋画を学び、田村孝之助に師事する。

1937年、二科展に出品した「赤い背景の人形」が初入選。

その後も毎年二科展に作品を出品した。その後も他の展示会でもたびたび入賞する。

1939年、第二次世界大戦が勃発しており、大学を卒業後入隊する。7年中国で兵役をした後に帰国。

帰国してからは二紀会創立に参加、同会に作品を出品し賞を受賞する。

1957年、初めて渡欧する。その後も毎年のように渡欧し、ヨーロッパの風景をモチーフにした作品を多く制作する。

児玉幸雄の作品は初期の頃は人形や静物などのモチーフが多かったが、渡欧してからの欧州風景、中でもパリの街角などの作品が高い評価を受けている。

1992年、死去。

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