瀧下和之

プロフィール

瀧下和之
Kazuyuki Takishita

1975年～。

熊本県出身。

「桃太郎図」から鬼で知られる日本画家。

1975年に熊本県に生まれ、東京芸術大学にて学ぶ。

1999年に美術学部デザイン科を卒業した後、さらに2001年に大学院の描画装飾デザイン専攻（中島千波研究室）を修了している。

滝下和之の作品は、伝統的な日本画の技法を用いながらも現代的な要素を取り入れ、独自のスタイルを確立。

彼の代表作には「桃太郎図」シリーズがあり、このシリーズは鬼たちが自由気ままにお酒を呑んだり、騒いだり、踊ったりと、斬新な視点で描かれており、人気が高い。

2004年には故郷の美里町の町章をデザインし、その功績が評価される。

彼の作品は国内外で高く評価されており、

2008年には第4回東山魁夷記念日経日本画大賞展で入選、

また2013年からはロイヤルコペンハーゲンとのコラボレーションで美術陶板画の発表を開始するなど、さらにその活動の幅を広げて活躍を続けている。

2016年には個展「滝下和之展～躍動する平成の絵師～」（箱根芦ノ湖成川美術館）を開催し、2017年には「誉のくまもと展」（熊本市現代美術館）にも参加している。