東郷青児
婦人像 4号 (塔)
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額サイズ | 51.0 × 42.5 ㎝ |
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イメージサイズ | 33.4 × 24.3 ㎝ |
額の状態 | 良好 |
作品の状態 | 良好 |
限定 | -- |
サイン | あり (右下) |
技法 | 油彩 |
備考 | 東郷青児鑑定委員会 鑑定あり (H28.2.3) |
尖塔を背景に、目を瞑った優雅にたたずむ女性。
指先まで丁寧に描かれ、人気の図柄となっております。
こちらは東郷青児鑑定委員会 鑑定証も付属しております。
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東郷青児
Seiji Tougou
1897年~1978年。
鹿児島出身。
淡い色彩を使い、優雅な女性を儚く描く。
主に二科展で活躍した洋画家である。
竹久夢二のもとで学び、昭和期 多くの人々に愛された。
1897年に鹿児島に生まれる。
青山学院中等部を卒業後、日本橋呉服町で竹久夢二が開いた「港屋絵草紙店」に出入りし、下絵描きなどを手伝っていた。
18歳、初めての個展を日比谷美術館で開催する。
前衛的な作品が評価・注目を集め、これをきっかけに有島生馬のもとで絵画を学ぶこととなった。
翌年、二科展にて「パラソルさせる女」が二科賞を受賞する。
キュビスム、未来派やの影響を受けた作品となっている。
1921年から7年間、絵画を学ぶべくフランスに留学する。
西洋芸術に影響され、ピカソなど当時ヨーロッパで活躍していた画家らと交流を深めた。
独特のデフォルメを施された、柔らかな曲線と色調で描かれた女性像が人気で、雑貨のデザインや、本の装丁なども多く手掛けている。
その後、二科会会長に就任。
戦後の二科会の再建に尽くし、長く会長として君臨。
二科会のドンと呼ばれるまでになる。
1976年に勲二等旭日重光章授与され、
没後には文化功労者、正四位追贈されることとなった。
かつての留学先であったフランスでは、政府から文芸勲章を贈られ(1969年)、海外でも高い評価を得ている。
1976年には東郷青児美術館(現在:SOMPO美術館)が開館。
没後は遺族からは150点を超える作品の寄贈を受け、初期作品から多くの作品を所蔵している。
代表的なモチーフ
女性像
年譜
1897年 鹿児島生まれ。
1914年 青山学院中学部を卒業。
1915年 初個展を開催。(日比谷美術館)
1916年 二科展にて「パラソルさせる女」が二科賞を受賞。当時19歳。
個展を開催。(読売新聞社ビル)
1921年 フランスへ渡る。
1922年 リヨン美術学校に入学。
1928年 帰国。二科展でフランスで制作した23点を展示し、昭和洋画奨励賞を受賞する。
1938年 二科会に”九室会”が結成される。藤田嗣治と顧問に就く。
1957年 日本芸術院賞を受賞。
1960年 日本芸術院会員となる。
1961年 二科会会長に就任する。
1962年 ラ・メダイユ・ダルジャンをパリ市より授与される。
1969年 フランス政府から文芸勲章を授与される。
東郷青児美術館(現在:SOMPO美術館)が開館する。
1978年 ご逝去。(享年80歳)
文化功労者、正四位追贈された。
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