中島千波
南阿蘇 観音桜
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額サイズ | 57.0 × 63.5 ㎝ |
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イメージサイズ | 34.0 × 40.9 ㎝ |
額の状態 | 新品額 |
作品の状態 | 良好 |
限定 | 170部 |
サイン | あり 右下 |
技法 | シルクスクリーン |
備考 | 2015年 |
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中島千波
Chinami Nakajima
1945年~。
桜や牡丹を描くことが有名で、様々なジャンルで活躍する現代の日本画家。
父:中島清之は日本画家で、父を追うようにして絵画の道へと進み東京藝術大学で日本画を学ぶ。
東京芸術大学在学中に院展に初入選すると以後受賞を重ねる。
新しい日本画の創造を目指し、時に反発しながら社会への怒りなどをバックボーンに制作に励む。
その成果が「衆生」「形態」などの人物画のシリーズである。
その後花鳥画の画題に取り組み、中でも桜のシリーズ作品は 桜といえば中島千波 と言われるまでの代表作となった。
細密な花びらを画面に敷き詰めるようにして描き、満開の桜を眼前にしているかのような迫力ある美を再現している。
鶴岡八幡宮・斎官貴賓室床の間壁画「孔雀図」や、歌舞伎座緞長「淡紅白梅図」、深川不動尊内仏殿天井の小下図(100図)などを制作し、日本伝統文化へ貢献も多い。
また、宮尾登美子による「きのね」(朝日新聞掲載小説)の挿絵制作をはじめとした新聞や雑誌の挿画などにも取り組み、
様々な形で日本画を普及させていることでも有名である。
また、故郷である長野県小布施町への愛情が深く、
1992年に おぶせミュージアム・中島千波館 を開館、積極的に作品寄贈などを行い芸術の振興に努め、さらに2006年には小布施名誉市民に選出されている。
代表的なモチーフ
桜・牡丹(富貴)などの花
略歴
1945年 長野県小布施 生まれ。
1969年 東京藝術大学美術部 日本画科 を卒業。日本画公募展である日本美術院展覧会(通称:院展)に初出品し初入選する。また、神奈川県展にて横浜高島屋賞を受賞。
1970年 公募美術展の神奈川県美術展で K氏賞 を受賞する。
1971年 東京藝術大学大学院 日本画科 を卒業。また日本美術院院友となる。
1977年 春の院展・院展にて、それぞれ奨励賞を受賞する。
1978年 春の院展にて、奨励賞を受賞する。
1979年 第5回山種美術館賞展にて、中野弘彦や田淵俊夫と並び 優秀賞を受賞する。
1983年 三人展(中島千波・林功・松本哲男)に初めて桜の屏風を描く。
1984年 「横の会」に参加する。「縦(師弟・所属などの関係)」のを超えた「横」のつながりから若手日本画家で結成された研究グループ。
1985年 日本画の裸婦表現の美を追求する日本画裸婦大賞展にて、大賞を受賞。
1988年 院展で奨励賞を受賞する。
1989年 春の院展にて奨励賞を受賞する。
ベルギー・ユーロバリア・ジャパン現代日本画展に出品する。
1990年 院展にて奨励賞を受賞する。
1991年 春の院展・院展にて、共に奨励賞を受賞する。
1995年 凱旋門近くにあったパリ三越エトワール(現在は閉店)にて中島千波展開催。
1996年 グループ「目」を結成、第一回展を高島屋にて開催する。
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