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草間彌生油彩 水彩 版画の販売

作品一覧

プロフィール

草間彌生
Yayoi Kusama

1929年~2026年。
長野県松本市出身。
「かぼちゃ」や「水玉」をモチーフとした作品で世界的に知られる、日本を代表する現代美術家。
文化功労者、文化勲章受章者。

草間彌生の作品は、鮮やかな色彩と大胆な造形、そして水玉や網目模様を繰り返し描く独特の表現が特徴です。
絵画や版画、彫刻、インスタレーションなど幅広い分野で活動し、「無限」「反復」「自己消滅」といったテーマを生涯にわたって追求しました。

特に、鏡や光を使って空間が無限に広がるような世界を生み出す「インフィニティ・ミラー・ルーム」は、草間彌生を象徴する表現のひとつです。

また、水玉模様で覆われた「かぼちゃ」は、草間彌生の代表的なモチーフとして世界的な人気を誇り、絵画や版画から大型の屋外彫刻まで、さまざまな形で制作されています。

その鮮やかで親しみやすい作品の背景には、幼少期からの幻覚体験や不安、生命への愛、独自の宇宙観などが込められており、見る者に強い印象を残します。

1993年にはヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加し、2016年には文化勲章を受章。
日本のみならず世界の現代美術に大きな影響を与えた芸術家のひとりです。

バーバリーアートスペースでは、
真贋保証の真作のみを取り扱っております。

代表的なモチーフと作風

草間彌生の作品は、特に水玉(ドット)や、かぼちゃ(南瓜)で知られています。
しかし大きな特徴としては、水玉・反復・増殖・無限・生命力を特徴としています。
鮮やかでポップな見た目の中に、幼少期からの幻覚体験や不安、独自の宇宙観、生命への愛といった深いテーマが込められています。

草間彌生の芸術を理解するうえで欠かせないのが、「自己消滅」という考え方です。
水玉や網目を繰り返し描き、あらゆるものを同じ模様で覆い尽くすことで、自分自身も無限の宇宙の一部となり、溶け込んでいくような世界を表現しています。

表現方法としては、絵画や版画、彫刻、立体作品、空間全体を使ったインスタレーションなど、多岐にわたります。
一見すると明るく楽しい作品でありながら、人間の存在や生と死、宇宙の無限性といった壮大なテーマを感じさせるところに、草間彌生作品の魅力があります。

主なモチーフ

水玉(ドット)
最も象徴的なモチーフ。
細胞や星、宇宙に存在する無数の生命を連想させる。
画像は「波(2)」版画作品。

かぼちゃ(南瓜)
水玉と並ぶ、草間彌生の代表的かつ人気の高いモチーフ。
丸みを帯びた愛嬌のある形と、力強い生命力が魅力。
画像は「かぼちゃ(2)」版画作品。

網目(インフィニティ・ネット)
小さな網目模様を画面いっぱいに反復して描く、初期からの代表的なシリーズ。
1950年代末のニューヨーク時代に注目を集めた表現。
画像は「インフィニティ・ネッツ」版画作品。

帽子・衣服など
帽子やドレス、靴など、身近なものも題材に取り上げている。
画像は「帽子」版画作品。

花・植物
幻想的で生命、成長や増殖、自然界のエネルギーを感じられます。
画像は「花」版画作品。

鏡・光・反射
鏡や電飾、LEDなどを使い、空間が無限に続いているような錯覚を生み出す表現。
インスタレーションで体験することができる。
画像は「DOTS_OBSESSION」鏡のエディション作品。

草間彌生の作品をお探しの方へ

弊社では、草間彌生の版画作品を多数取り扱っております。
代表的なモチーフであるかぼちゃ(南瓜)から、魚を描いた作品、抽象的な作品まで、幅広くございます。

原画(1点物)の作品も、お取り扱いがございます。
水彩や色紙の初期の作品から、人気の南瓜がえがかれた原画作品(アクリル画)など、
また、立体の一点物の取り扱い実績もございます。

原画・一点物のお取り扱いについて

希少性の高い草間彌生先生の原画作品につきましては、HPへの掲載を控えさせていただく場合が多いです。
サイト未掲載の在庫状況の確認や、入荷待ちのご要望につきましては、個別にご案内を承っております。


鑑定について

草間彌生の原画(一点物)や彫刻作品などについては、株式会社草間彌生による作品登録制度(鑑定)が設けられています。

登録された作品には「草間彌生作品登録カード」が発行されます。

なお、現在は版画などのエディション作品、グッズ、記念品などは登録対象外となっています。

※受付対象や申請方法、制度の内容は変更される可能性があるため、必ず公式サイトの最新情報をご確認くださいませ。

主な美術館などの所蔵

草間彌生の作品は、その芸術的・歴史的価値から、国内外の多くの美術館や公的コレクションに所蔵されています。

また、絵画や版画だけでなく、巨大なかぼちゃや花の彫刻など、屋外に設置されたパブリックアートとしても親しまれています。
特に出身地である長野県松本市をはじめ、青森県十和田市や香川県直島では、草間彌生の世界観を体感できる作品を見ることができます。

① 松本市美術館 (長野県松本市)

草間彌生の故郷・長野県松本市にある、2002年開館の美術館です。

草間彌生の作品を数多く所蔵しており、初期作品から絵画、立体作品まで幅広い創作活動を紹介しています。

美術館の入口には、高さ10メートルを超える巨大な花の彫刻《幻の華》(2002年)が設置されています。
赤い水玉に覆われた鮮やかな花の姿は、美術館のシンボルとして広く親しまれています。

公式HP(別タブ)

② 草間彌生美術館 (東京都新宿区)

2017年10月に開館した、草間彌生の作品を専門に紹介する美術館です。
草間彌生自身が設立し、一般財団法人草間彌生記念芸術財団が運営しています。

初期の作品から晩年の作品まで幅広いコレクションを有し、絵画や立体作品、インスタレーションなどを紹介しています。

公式HP(別タブ)

③ 十和田市現代美術館 (青森県十和田市)

青森県十和田市にある現代美術館で、美術館に隣接するアート広場には、草間彌生の大型作品《愛はとこしえ十和田でうたう》(2010年)が常設展示されています。

黄色い水玉が広がる広場に、かぼちゃや少女、犬、きのこなどのカラフルな彫刻が設置されています。
水玉と網目模様を取り入れた個性的な造形が特徴で、草間彌生らしい生命力に満ちた空間となっています。

屋外に設置されているため、作品の周囲を歩きながら、その大きさや色彩を間近で楽しむことができます。

公式HP(別タブ)

④ 直島 (香川県香川郡直島町)

瀬戸内海に浮かぶ直島は、現代アートの島として世界的に知られており、草間彌生の代表的なかぼちゃの彫刻が設置されています。

特に有名なのが、海に突き出した桟橋の先に佇む黄色と黒の水玉模様の《南瓜》です。
1994年に発表された作品で、瀬戸内海の穏やかな風景と鮮やかなかぼちゃの姿が印象的です。

また、宮浦港には赤と黒の水玉模様が特徴的な《赤かぼちゃ》が設置されています。
内部に入ることもできる大型の立体作品で、直島を象徴するパブリックアートとして親しまれています。

美術館の展示室とは異なり、自然の景色と草間彌生の作品が一体となった風景を楽しめることが大きな魅力です。

ベネッセアートサイト直島 公式HP(別タブ)

※展示作品や公開状況は変更される場合があります。お出かけの際は、各施設の公式サイトをご確認ください。


生い立ち 

幼少期と画家への道

1929年、長野県松本市に生まれる。

幼少期から絵画への関心が深く、幻覚や幻聴の苦痛から逃れる手段として絵を描き始める。
日に数十枚も絵を描いていたと言われている。

京都市立美術工芸学校で日本画の技術を学び、人物や植物、天体を主題としていた。
現在の作品にも通じるような特徴も見受けられる。

1951年、作品「残夢」が第2回創造美術展に入選、続いて地元松本で初の個展を開催。
1954年には東京・白木屋で個展を開催するなど、早くから才能が認められる。


渡米後の挑戦

1957年、母の精力的な支援を受け、念願の渡米を果たす。

ニューヨークを拠点に活動を始め、渡米2年目には初の個展を開催する。
無数の白い網を描いた作品で高評価を受け、成功を収める。

この時期から始まる「Infinity Nets」シリーズは、現在まで続く人気シリーズ。

また、マカロニやソフト・スカルプチュア作品、鏡や電気を使った空間アートなど、新しい表現に挑戦。
「前衛の女王」としての地位を確立する。

この期間には、「Infinity Mirrored Room」や「水玉脅迫」などのシリーズも生まれる。


帰国後

執筆活動にも専念。

1990年代、かぼちゃやハイヒールをモチーフにしたシルクスクリーン作品を制作。

その後ヴェネツィア・ビエンナーレ(1993年)日本代表参加を始め、国内外で高評価を受け続ける。

2012年にはルイ・ヴィトンとの初のコラボレーションを行い現在にも続く。
商業分野でも大きく活躍。

さらに近年では、オークション等で作品の価格が年々高騰。

文化功労者、文化勲章受章者としても表彰され、現代アート界における影響力は計り知れない。

年譜

1929年 3月22日、長野県松本市に生まれる。
1945年 全信州美術展覧会に初入選。
1948年 京都市立美術工芸学校で日本画を学ぶ。
1949年 日本画作品「残夢」が第2回創造美術展に入選。
1952年 地元松本で初個展を開催。約250点の作品を展示する。
1954年 東京・白木屋で個展を開催。
1955年 アメリカの女性画家ジョージア・オキーフに手紙と作品を送り、交流を始める。
1957年 渡米。シアトルで個展を開催。翌年ニューヨークに移り、本格的な活動を開始。
1959年 ニューヨークのブラタ画廊で初個展を開催。「インフィニティ・ネット(無限の網)」による絵画作品を発表し、注目を集める。
1962年 布製の突起物などを用いたソフト・スカルプチュア(柔らかい彫刻作品)を発表。
1963年 個展「集合―1000艘のボート・ショー」を開催。
1965年 鏡を使った空間作品「インフィニティ・ミラー・ルーム」を発表。
1966年 第33回ヴェネツィア・ビエンナーレで、鏡面状の球体を敷き詰めた作品「ナルシスの庭」を発表。
1967年 ニューヨークを中心に、ボディ・ペインティングや反戦活動などの前衛的なパフォーマンスを展開。
1968年 映画「草間の自己消滅」がベルギー国際短編映画祭などで受賞。
1969年 ニューヨークにファッション・ブティックを開設。
1973年 日本に帰国。その後、絵画や立体作品の制作に加え、詩や小説の執筆活動にも精力的に取り組む。
1983年 小説「クリストファー男娼窟」で第10回野性時代新人文学賞を受賞。
1989年 ニューヨークの国際現代美術センターで大規模な回顧展を開催。再評価が進む。
1993年 第45回ヴェネツィア・ビエンナーレに日本代表として参加。日本館で個展を開催し、世界的な評価を確立。
2000年 芸術選奨文部大臣賞を受賞。
2001年 朝日賞を受賞。
2003年 フランス芸術文化勲章オフィシエを受勲。
2004年 森美術館で「クサマトリックス」、東京国立近代美術館などで「草間彌生 永遠の現在」を開催。
2006年 旭日小綬章を受章。高松宮殿下記念世界文化賞(絵画部門)を受賞。
2008年 松本市名誉市民に選ばれる。
2009年 文化功労者に選出。大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」の制作を開始。
2011年 ポンピドゥー・センターやテート・モダンなど、欧米の主要美術館を巡回する大規模回顧展が始まる。
2012年 ルイ・ヴィトンとのコラボレーションを発表。水玉模様を取り入れたバッグや衣服などが世界的な話題となる。
2013年 中南米やアジア各国を巡回する大規模な展覧会が開催される。
2016年 アメリカの「TIME」誌が選ぶ「世界で最も影響力のある100人」に選出。文化勲章を受章。
2017年 東京・新宿区に草間彌生美術館が開館。国立新美術館で大規模回顧展「草間彌生 わが永遠の魂」が開催される。
2021年 約900点に及ぶ大型絵画シリーズ「わが永遠の魂」を完成。新たな絵画シリーズ「毎日愛について祈っている」の制作を開始。
2026年 8月14日、東京都内の病院にて逝去。享年97歳。







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