吉原治良油彩 版画の販売

プロフィール

吉原治良
Jiro Yoshihara

1905～1972年。

大阪府出身。

円をモチーフにした作品が有名、”具体美術協会”の創設者。

1905年に大阪で生まれる。

油問屋（吉原製油→J-オイルミルズ）の御曹司であり、戦後には社長を務めながら制作活動にあたる。

具体美術協会を1954年に結成し、革新的な芸術活動を展開する。

従来の芸術の枠を超えた実験的な作品で知られ、屋外での展示やパフォーマンスを行うことで、芸術の新しい可能性を追求。

メンバーは吉原をはじめとし、嶋本昭三、山崎つる子、正延正俊、吉原通雄、上前智祐、吉田稔郎、東貞美、船井裕、辻村茂、吉原英雄、山田民子、岡田博、関根美夫、伊勢谷ケイ、岡本一、藤川東一郎、

“0会”の白髪一雄、村上三郎、金山明、田中敦子らと、元永定正も後に合流した。

具体美術協会は、吉原の指導のもと様々なアートプロジェクトを実施。

1955年には真夏の太陽に挑むモダンアート野外実験展や第1回具体美術展を、その後も定期開催。

海外では”GUTAI”で知られ、1958年具体美術展をマーサ・ジャクソン画廊（ニューヨーク）で開き、その後全米を回るなど海外進出を果たす。

現在でも”GUTAI”は海外人気が高い、日本の戦後美術として認知されている。

吉原は線と余白に向き合い続け、たどり着いたのが円を描き続けること。

現在でも円を描いた作品で特に知られている。

鑑定委員会

日本洋画商協同組合鑑定登録委員会